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庭屋さんがその枠を超えて、見据える先とは?

2020.06.22

下松市にある、「周南造園株式会社」さん。
カフェを営業されていたり、フリーマーケットを開催されていたりと、多角的な視点で営業をされているお庭屋さんです。
周南造園さんのお庭についてはもちろん、カフェやフリーマーケットについても見たり聞いたりしたことがあるよ、という方も多いのではないでしょうか。
今回はそのさらに深いところ、地域を想い「みんなの笑顔のために」を追及してきたお話です。
話を聞いていると、さまざまな活動は「目的」ではなく、みんなを笑顔にするための「手段」であることが見えてきました。

さぁ、このお庭屋さんが見据える先とは、一体どんなものなのでしょうか?

1.歴史と技術に裏打ちされた庭づくり

緑に囲まれた事務所の1Fはカフェになっています

昭和8年(西暦1933年)、今から87年前に周南造園株式会社さんは創業されました。

おそらく、今この記事を読まれている大半の方よりもずっと年上。
あなたが生まれる前からお庭を造られていたということになります。

写りきらないほど広い敷地

その広大な敷地面積は東京ドーム1個分
今でこそ広く平らな土地ですが、創業当時には当たり前に木が生え、岩がゴロゴロしていました。ここまで整備するのに大変な苦労があったとのことです。

洋風のお庭

蓄積された歴史と実績。それに裏打ちされた技術力で様々なジャンルのお庭を提案。その数は年間に約300件というから驚きです。

技術が光る和庭園

元々は和庭園を得意とされていましたが、その高度な技術力を基盤として洋庭園の実績も積んで来られました。その結果、和洋折衷織り交ぜた幅広い提案ができる造園会社へと成長され、さらには独自の発想で先進的な庭の在り方も追及されています。

格子状のタイルが目を引く内庭
夜楽しむお庭の提案も

数多くのお庭を施工してきた結果、「EXIS LANDコンクール」という九州・中国地域のお庭のデザインコンクールで8年連続受賞をするという快挙を成し遂げています。

団地の剪定作業
企業敷地内の除草作業

個人宅のみではなく、公共施設や企業敷地内の剪定なども行います。
その他、お店の外構を提案したり、道路沿いの植物の管理をするなど、この街全体の緑化・保全を行っています。

こうした実績が蓄積された結果、技術が円熟され、その技術は私たちの暮らしをより良くするための作業に再び還元されていきます。

そんな周南造園さんですが、今回話を聞いていて「なるほど!」と思ったことがあります。それは、

新築のお家のお庭こそ、専門業者であるお庭屋さんにお願いしよう

ということ。
新しいお家を建てられる方はもちろん、新築だけでなくお庭のリフォームをする方も、是非知っておいていただきたいこと。それは、家を建てる際、外構も一緒にハウスメーカーさん、工務店さんにお願いするという方法の他に、「直接お庭屋さんにお願いする」という方法があるということです。

外構を直接お庭屋さんにお願いすると、このようなメリットがあります。

・圧倒的な提案力
・施工後のメンテナンスも安心
・直接の取引で費用も抑えられる

庭は生き物です。暮らしの中で四季折々に表情を変え変化していくので、ずっと付き合っていくと考えれば、気軽に相談しやすく、対応も早いお庭屋さんに直接依頼してみるのがおすすめです。

2.ワンコ同伴OKのカフェを営業

お庭屋さんのカフェ「CaféMarché(カフェマルシェ)」

周南造園さんといえば、ワンコと一緒に来店できるカフェが事務所1Fにあることでも知られています。
もちろん、ワンコと一緒でなくてもカフェとして利用できるので、ランチやカフェタイムで利用するお客様がたくさん来店されています。

様々な種類のメニューがあり、どれも人気です(写真は蕎麦粉のシーフードガレット)

日替わりランチに単品メニュー、デザートやドリンクも豊富で、どれも「映え」るものばかり。ワンコと一緒に来店してカフェタイムを過ごすことができるのも嬉しいですね。

ワンコ用スイーツ

飼い主さんはもちろん、ワンコ用のスイーツも用意されていますので、
ワンコと一緒にカフェタイムを過ごすことができます。

取り皿にも、調味料入れにも便利なプレート

また、店内ではオシャレで便利な雑貨も多数取り扱っています。
どの商品もオーナー自身が使いたい、買いたいと思った物をセレクトして入荷しているので、オシャレながらも実用性の高いものばかりです。

キッチンタオルやテーブルクロスにも使えるフレンチリネン
親子でお掃除! ドイツのブラシメーカーのほうき
看板犬ブラン♂

また、カフェマルシェと言えばTVにも出演経験のある看板犬「ブラン」くん。
グレートピレニーズという犬種で、とても大きくて優しいワンコです。
フランス語で白(blanc)を意味するその名前の通り、真っ白な毛色をしています。天気の良い日にはマルシェに出勤していますので是非会いに来てくださいね。

広いドッグランを完備

周南造園さんの敷地の広さを活かしたドッグランは、なんと1000㎡! ワンコをのびのびと遊ばせることができるドッグランは週末ともなるとたくさんのワンコで賑わいます。
ドッグランは2ヶ所あるので、利用中の犬種など、状況に合わせて選ぶことができるのも安心なポイントですね。

周南造園さんは、人と犬が快適に住まうための住環境における知識の向上・普及を行い、ペットと住まい産業の創造拡大を目指す「一般社団法人 犬と住まいる協会」の会員でもあります。
イベントにて、飼い主の知識の向上・普及を行ったり、ワンコと飼い主がより豊かに暮らせるお庭の提案などもされています。
最近では、ワンコと暮らす庭の相談も増えているそうです。

気になる最新情報はコチラからGETできます。
カフェマルシェのInstagram

3.イベントで地域に笑顔を

山の神フリーマーケット

周南造園さんでは、広い敷地を活かしたイベントも多数行われています。
毎月第1日曜日9:00~13:00に行われる「山の神フリーマーケット」は、来場者1000人を超えるフリーマーケットです。長年開催されている、地域に根付いたフリーマーケットとなっています。

飼い主とワンコの幸せな暮らしのためのイベント「Marché de Wanko」

また、飼い主さんとワンコがともに豊かな暮らしを送れるようにと企画・開催されたイベント「Marché de Wanko(マルシェ デ ワンコ)」は、県内外から多数の飼い主さんとワンコが参加する、人気のイベントとなっています。

周南造園さんはその他にも、犬猫好きによる出逢いのイベントやアーティストのライブなど、多くのイベントを開催しています。

4.まとめ

造園業というものは、何年、何十年、時には百年先を見越し、自然環境と向き合いながら剪定、診断、治療を行います。
同じように、お庭の仕事をはじめ、地域貢献や様々な活動を積み重ねることで、人々を笑顔にし、地域に愛される会社を目指しています。
87年前、山を切り開かれて作られたこの広い場所を、お庭の用事がある人だけでなく、誰でも気軽に立ち寄れる場所に。そして、笑顔が集まる場所にしたい。
その笑顔を増やすべく、先を見据え、これからもいろんなチャレンジをされる周南造園さんにこれからも注目したいと思います。

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この記事を書いた人

かわちゃん

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占いで「食べ物の神様」が味方だと言われました。 好奇心も食欲も旺盛です。下松市在住。