声に出して読もう!朗読の効果について
2020.09.29
突然ですが、最近朗読してますか?
人によっては幼いころや学生時代に朗読したのが最後だな・・という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この朗読、実はとても良い効果があるのです。そして、その朗読を広めようとしている人、団体が私たちの地域にはあります。
その団体の名前は『朗読Junな心の会』
朗読ソムリエでもある『今治 淳子(いまじ じゅんこ)』さんが代表を務め、朗読の楽しさやコツを広められています。
そんな朗読ですが、今回はどんな効果があるのかを紹介していきたいと思います。
1.朗読の効果
朗読をすることで得られるメリットについて、考えられたことはありますか?
普段、意識したことが無いという方が大半だと思いますので、朗読のメリットについてご紹介してみます。
- 本に興味を持ち、本が好きになる
- 漢字(日本語)を覚え、国語力が上がる
- 文章力、読解力が増し、知識が広がる
- 感性が磨かれ、感情表現が豊かになる
- 朗読の蓄積が知的財産になる
- コミュニケーション力が増す
このように、朗読にはたくさんのメリットがあります。
誰でも何歳からでも、手軽に始めることができるということも大きなメリットですね。
朗読する上でのチェックポイントは以下の4つ。
- アクセント(言葉の調子で強く言ったり弱く言ったり)
- イントネーション(声の上がり下がり、抑揚をつけます)
- リズム(歯切れ良く、語尾をはっきり発音します)
- ポーズ(句読点、間の取り方に注意します)
さぁ、あなたも朗読してみましょう。すぐにでも始められます。
2.朗読ソムリエ『今治 淳子』さん
『朗読ソムリエ』
初めて聞かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
朗読ソムリエとは、「声に出して文章を読む技術を身に付け、朗読の楽しさや素晴らしさを伝える専門家」の事を指す言葉であり、今治淳子さんが商標を登録されている言葉です。
そして、『朗読Junな心の会』にて基準を満たした方には、朗読ソムリエの認定証が発行されます。
自らも朗読ソムリエである今治淳子さんは朗読研究に40年以上携わられており、「言葉は人の世を織りなす大切なもの。だからこそ大切に育てたい。」という思いから、正しい日本語を子ども達や国際交流の場で指導されてきました。
現在、朗読ソムリエ(特許庁第5436873号)、教育カウンセラー(第1152404号)、朗読老匠位(下松市)の認定を受けられ、朗読教室や出張講座を続けておられます。
何かを正しく広めようとしている人に共通するのは『熱意』や『想い』や『使命感』などがあると思います。
今回『朗読Junな心の会』をご紹介するにあたり、今治さんのお言葉で、とても素敵だなと感じた言葉があるので、ご紹介します。
楽しい朗読
幼い頃読んでもらった昔話や童話を聞くと、遠い昔の情景や懐かしい人たちの記憶が甦り、心がほっこりしてあっという間にあの頃にタイムスリップしてしまいます。
あなたをそんな気持ちに誘う朗読の魅力を一緒に学んでみませんか。
私は、朗読から生まれる日本語の素晴らしい言葉の響きや伝わる感動を大切にしていきたいという思いで、朗読コンテストや朗読劇などの様々な活動を行っています。
朗読を通して皆様の生活がより豊かに輝けば、これほど嬉しいことはありません。
あなたも読み手となって、楽しい朗読の世界を体験なさってください。
なんだか朗読って良いな、ちょっとやってみようかな、そんな気持ちになりませんか?
3.『朗読Junな心の会』の活動について
『朗読Junな心の会』で朗読を練習された会員の皆さんは、練習の成果を朗読会にて披露されます。
毎年テーマを変えた朗読大会には、たくさんの方が来場され、朗読の世界を楽しまれています。
その他の活動として、社会福祉施設の慰問や、毎月2回のラジオ出演などがあり、朗読の素晴らしさを広めていらっしゃいます。
【朗読Junな心の会】
会費:100円/回
日時:毎月第2火曜日 13:30~
場所:ほしらんどくだまつ
※見学はご自由にどうぞ
また、成人の部だけでなく、小学1年生~高校3年生を対象にした『子どもの朗読教室』も開催されており、子どものうちにこそ読解力やコミュニケーション能力をUPさせたいという会員さんが入会されています。
【子どもの朗読教室】
会費:350円/回
日時:毎月第3木曜日 18:30~
場所:ほしらんどくだまつ
※見学はご自由にどうぞ
朗読という共通のテーマを持って集まった仲間と一緒に、楽しく活動していきましょう。
4.まとめ
朗読は、日本語の美しさ、大切さ、心に響く伝え方などを今一度考えなおす良いきっかけになると感じました。
生活する上で、言葉や、人へ伝えるということはとても大切なことなので、そこが向上すれば、必然的に生活がより豊かになるのだと思います。
あなたも、素敵な朗読への一歩を踏み出してみませんか?