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トルコランプに囲まれた空間で『Cafe 洋燈』

2021.11.05

すっかり暑さも和らいで、一気に秋が深まりました。
過ごしやすい秋は新しいことを始めたり体験したりするのにぴったりの時期です。
今回は山口県初のトルコランプが楽しめる『cafe洋燈』(カフェランプ)をご紹介します。

1.トルコランプが織りなす幻想的な空間

徳山駅から歩いて10分、青空公園の東側にお店を構える『cafe洋燈』。
モロッコの街である『マラケッシュ』をイメージしたピンクの外観がぱっと目を惹きます。

扉を開けるとカウンター席。
天井には色とりどりのトルコランプが飾られていました。
「手前のカウンター席はおひとりで来られる方や、恥ずかしがり屋の方が座られるんですよ」とニコニコと教えてくれたオーナーの三木さん。

「恥ずかしがり屋とは・・・?」と思っていると、「さぁさぁカウンターの奥にどうぞ」と三木さん。
まるで遊びに行った友達の家で「好きなだけゆっくりしていってよ」と心の底から言ってくれているような優しさを感じました。

案内された奥のスペースに進むと、トルコランプが迎えてくれました。
指先くらい小さなステンドグラスをちらばめたランプはキラキラと輝いています。
あまりに綺麗なのでその空間にいることに少し照れてしまう方がいるのも頷けます。

横にまるっと膨らんだパンプキン型のシェードがとても可愛いです。
ランプの光が差し込む空間が綺麗で見惚れてしまいますが、トルコランプは色も形も同じものはないので、1つずつじっくり見るのも楽しいです。

ランプの影を映すピンク色の壁とトルコブルーを思わせる色味の壁に囲まれてすっかり異国気分に。
「旅行に行けない今だからこそ、近くの場所で少しでも旅行気分を味わってもらいたくて」と話す三木さん。
神秘的なトルコランプの光に照らされて過ごす時間を一度味わうと何度も通いたくなるはずです。

素敵な雰囲気だけでなく、ランチメニューとカフェメニューも充実しているのが嬉しいポイント。
日替わりでおかずが楽しめるワンプレートランチは1,100円(税込)。
お皿から溢れそうなほどのボリュームですが、体にいい野菜が多いので罪悪感なく満腹に。

テイクアウト用のお弁当
『麩レンチトースト』

テイクアウト用のお弁当、カフェメニューも充実しています。
『麩レンチトースト』は三木さんが旅行先で食べたことがきっかけとなり、メニューに追加されたそうです。
フルーツを添えて明るい色味のお皿と合わせることで『cafe洋燈』らしい可愛さも加わっています。
他にも魅力的なメニューがたくさんあるので、行く度に食べたいものが増えてしまいそうです。

2.わたしだけのトルコランプを『トルコランプワークショップ』

三木さんが「いつかお店を持ちたい」、お店を活かして「みんなが集まれるような空間を作りたい」と思うようになったきっかけは、お父さまとの会話の中にありました。

以前、お父さまは「喫茶店をやりたい」と話されていたそうで、その言葉が三木さんの中で自分のこととして膨らんでいったそうです。

多趣味な三木さんは「やってみたい」と感じたらどんどん新しい世界に飛び込んでいきます。
ドバイに旅行に行った話や、大好きな釣りの話もしてくれました。

次から次へ夢中になるものが見つかる中でも、ずっと変わらずに好きだったのがトルコランプ。
2年前に大阪のトルコランプのワークショップで初めてトルコランプに出会いました。

「ランプの柔らかな光にいつも癒される」と話してくださりました。
「トルコランプの良さを伝えたい」「1度見てほしい」そんな思いからスタートした『cafe洋燈』。
ワークショップでお世話になったトルコの方に相談しながら開店準備をされたそうです。
人との出会いをとても大切にされている三木さん。
お話しているとランプのように包み込んでくれる優しさが伝わってきました。

『cafe洋燈』ではトルコランプを楽しむだけでなく自分で作ることもできます。
モザイクガラスを指先に乗せて透明なシェードに張り付けていくと「わたしだけのトルコランプ」が完成。

自分で作るとより輝きが増すのではないでしょうか?
人気のワークショップですので、早めの御予約をおすすめします。

トルコランプワークショップ

◎開催日
日曜・月曜・火曜

◎所要時間
2~3時間

◎料金
9000円~(レッスン料+材料費)
※ランプのサイズ、種類で異なります。

◎予約
お店に直接お問い合わせくださいませ。(下部のLINEからお問い合わせください) 

3.まとめ

色鮮やかなトルコランプが迎えてくれる『cafe洋燈』。
『cafe洋燈』の扉をくぐるとそこには幻想的な空間が広がっています。

「新型コロナウイルスの感染が収まらない中でのオープンについて不安はありませんでしたか?」と三木さんに尋ねると、「不安は全くなかったです!やってみたいという気持ちの方が大きかったです」と曇りのない口調で答えてくれました。

ちょっと気分が落ち込みそうなことも吹き飛ばすような明るさと優しさを持つ三木さん。
取材を通してワクワクするような気持ちと元気をもらえました。
近いうちに新しく登場するメニューを食べに行きたいと思います。

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この記事を書いた人

なっちゃん

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三度の飯よりビールが好き。食べることも大好きです。今日も食べログの星を数え、おいしいお店を探しています♪下松市在住。