歩くたびに発見がある『TOSOH PARK 永源山』
2021.05.26
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こんにちは。まっちWEBライターのなっちゃんです!
今回は周南市にある『TOSOH PARK 永源山(トウソーパーク えいげんざん)』を取材しました。
『永源山公園』の愛称から、『TOSOH PARK 永源山』に名称が変わったこちらの公園。
季節の花が咲き誇る緑豊かな公園は、周南市のシンボルとして昔から愛されてきました。
行く度に新しい発見があるこちらの公園。
初めての方はもちろん、行ったことがある方にも改めて魅力を伝えたいと思います。
1.ぐるっと『TOSOH PARK 永源山』を紹介します
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『TOSOH PARK 永源山』はとても広い公園です。
公園の敷地面積は18.0ヘクタールもあり、公園の中になんと東京ドームが3個以上入ります。
これだけ広いと、意外に皆さんがご存じ無いエリアもあるのではないでしょうか?
今回はそういったエリアにもスポットを当てて、公園全体をマップ上の数字に沿ってご紹介します。
『TOSOH PARK 永源山』は、マップ左側の濃い緑色の部分「都市開発ゾーン」と、薄い黄緑色の部分「保全ゾーン」と2つの顔を持っています。
まずは、「都市開発ゾーン(地図中①~⑥)」からご紹介します。
それでは『TOSOH PARK 永源山』ツアーにようこそ!
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①中央階段と『カスケード』
階段は低く登りやすいのですが、段数も多く既に公園の広さに圧倒されます。
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①の中央階段を登って、振り返るとこのような景色です。
写真からも階段が長いことが伝わると思います。
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取材に訪れた日は4月末でしたが、階段に沿ってツツジが咲いていてとても綺麗でした。
ツツジを背景に写真を撮影しても、思い出に残る写真になりますね。
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②周南市郷土美資料術館・尾崎正章記念館
周南市出身の洋画家として活躍した尾崎正章画伯の作品を20点ほど常設展示しています。
尾崎正章画伯の作品を中心に、郷土で創作活動をされている作家の作品や、市内の学校・園別作品展も年中行われています。
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③憩いの広場
木陰があるので陽をよけて会話を楽しんだり、お弁当を食べている方もいらっしゃいました。
家族連れで来られる方も多く、小さなテントを立てて遊ぶことができます!
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④幼児広場
6歳から12歳までが対象の遊具があります。
広場内には砂場もあるので、遊具ではまだ遊べないお子様も遊ぶことができます!
![なっちゃん](https://adone-match.com/match20/wp-content/uploads/2021/03/スクリーンショット-2021-03-02-11.51.59-2.png)
私はすべり台をすべりたくなりましたが、対象年齢外なので諦めました。
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⑤母と子の広場
広い芝生の広場があり、晴れた日は特に気持ちが良いです。
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広場内には藤棚もあり、とても綺麗です。
ベンチもあるので、歩き疲れたらこのあたりで休憩してもいいですね。
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広場内にはステージもあります。
現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、イベントの開催はありませんが、つつじ祭りなどの会場としても使われています。
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⑥市制記念広場
こちらの広場には、限りない発展を願った『調和』という名前のモニュメントがあります。
ここまでが「都市開発ゾーン」のご紹介でした。
中央階段や、母と子の広場など『TOSOH PARK 永源山』の代表的なエリアの紹介でしたので、ご存知の方が殆どかもしれません。
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それではこれから「保全ゾーン(地図中⑦~⑪)」についてお伝えしていきます。
そのままの環境を保全しているこちらのエリアは、緑豊かで夏場でも涼しさを感じられます。
「保全ゾーン」は特に広いので、スニーカーで歩くことをおすすめします。
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⑦ゆめ風車
『TOSOH PARK 永源山』と言えば、ゆめ風車ではないでしょうか?
下から撮影すると、全体を映すのは難しい程の大きさです。
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そばにある展望台から見るとゆめ風車の羽部分をより近くで見ることができます。
ところで『TOSOH PARK 永源山』のランドマークとして親しまれているこのゆめ風車ですが、なぜ設置されることになったか、その理由をご存知でしょうか?
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答えは周南市と、オランダのデルフザイル市が姉妹都市だからです。
1960年代、2つの都市には人口や面積、港湾を持つ工業都市という共通点がありました。
そして1990年に2つの都市は、姉妹都市となりました。
そのことにちなみ、オランダで有名な風車が『TOSOH PARK 永源山』に設置され、現在もゆめ風車の愛称で親しまれています。
風車内にはオランダの資料や生活の道具、伝統的な衣装などの展示がしてあります。
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⑧護国神社
徳山藩の山崎隊の戦死者を祀るためにに建立された神社です。
徳山藩が編成した山崎隊や、献功隊の隊士などを祀った山崎隊の墓もあります。
山崎隊と献功隊は、戊辰戦争等に参加しました。
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⑨夢虫基地
クモの巣が張られたような遊具と、長いすべり台があります。
幼児広場にも遊具がありますが、夢虫基地はそちらの遊具とはまた一味違った感じの遊具です。
森の中のアドベンチャーといった感じでワクワクします。
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夢虫基地の近くには古墳もあります。
合計で3つの古墳がありますので、全部見つけられるか探してみてくださいね!
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⑩散策広場
様々な方がウォーキングを楽しんだり、お昼ご飯を食べていらっしゃいました。
緩やかな傾斜のスロープなので、歩きやすくウォーキングに最適ですね。
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⑪多目的広場
バスケットゴールとスケートボードで遊べる広場になっています。
スケートボードができる公園は珍しいですね。
注意事項を守って、怪我には充分気を付けて楽しんでくださいね!
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最後は公園内の駐車場(⑫~⑭)をご紹介します。
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⑫第1駐車場
『TOSOH PARK 永源山』の1番近くにあるので、駐車しやすく満車になることが多いです。
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⑬第2駐車場
公園から階段で下がったところにあるので、あまり知られていない駐車場です。
70台ほど駐車できるので、他の駐車場が満車の場合はこちらを利用するといいかもしれません。
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⑭第3駐車場
『TOSOH PARK 永源山』の道路を挟んだ反対側にあります。
こちらもよく車が駐車されるので、土日のような人が多い時だと満車になることが多いです。
ここまでが『TOSOH PARK 永源山』の全体案内でした。
あまりの広さに驚きませんでしたか?
取材なので早足でまわりましたが、それでも全部まわるには思った以上の時間がかかりました。
「都市開発ゾーン」にある、母と子の広場でピクニックをしたり、「保全ゾーン」でバードウォッチングをしてみたり・・・。
ぜひ『TOSOH PARK 永源山』のエリアを全制覇してみてくださいね。
2.新しい発見がある『TOSOH PARK 永源山』
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ここからは、まっちwebライターがおすすめする公園の楽しみ方をお伝えします。
まず1つ目は、同じ道ばかり使わないということです。
たとえばゆめ風車までの行き道。
⑩の散策広場から、⑨の夢虫基地と反時計回りにゆめ風車に行くことができます。
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このようなスロープの道も用意されていて、歩きやすい道もあります。
同じ場所に行くにしても、新しいルートを使うとまた新たな発見があります。
鳥の声が聞こえたり、ジョギングをしてみたり・・・。
『TOSOH PARK 永源山』のように広い公園だからこそできる楽しみ方。
ぜひ、とことん歩いてみてはいかがでしょうか?
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そして、なんと言っても『TOSOH PARK 永源山』の魅力は、四季で表情が異なることです。
5月はツツジがメインですが、春には桜やチューリップが咲き誇ります。
夏には緑が美しく、木漏れ日のカーテンの下で涼しく過ごせます。
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また、お花がどこにあるのかを探しながら園内を歩くのもおすすめです。
園内には沢山の種類の花があり、ここでしか見られないような小さな花も咲いています。
ホームページのほか、2021年6月1日にリリースされる「TOSOH PARK 永源山 ここなび」という WEB アプリを参考にしながら歩いてみると新しい発見があります。
秋になるとキンモクセイや紅葉と共に、木の実やドングリを見つけて手にとってみるのもいいですね。
マテシバイなど、食べられる木の実もあるそうです。
冬になると寒い中、カンツバキやツバキが咲き始めます。
スイセンの花が咲く頃には、また桜が咲き誇る春がやってきます。
絵本のページをめくるように、季節の移ろいを感じられる『TOSOH PARK 永源山』。
季節が変わるたびに、家族や大切な人と訪れ四季の変化を楽しんではいかがでしょうか?
きっと歩くたびに新しい発見ができるはずです。
3.まとめ
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今回は『TOSOH PARK 永源山』の魅力を改めてお伝えしました。
今も昔も周南市のシンボルとして愛されている『TOSOH PARK 永源山』。
新型コロナウイルスの影響で密な場所に行きづらい時だからこそ、屋外の公園で気分転換をしてみませんか?